固定電話へのサギ電話に注意![愛媛県 05/16 15:11] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

四国中央署、新居浜署、宇和島署管内において、固定電話への予兆電話を3件認知しました。



【予兆電話内容】

 1件目、令和6年5月16日午前9時50分頃、新居浜市に住む70歳代女性方の固定電話に、通信事業者を名乗る者から、「東京であなたの電話番号が暴力団に使用されたので、2時間後に携帯を使えないように凍結します。」などと電話がありましたが、女性が詐欺だと気付き、電話を切ったことで被害には遭っていません。

 2件目、同日午前11時50分頃、四国中央市内の学校の固定電話に自動音声で、「この電話は1時間後に使えなくなる。」などというメッセージが流れましたが、電話を受けた方が不審に思って電話を切ったことで被害には遭っていません。

 3件目、同日午前11時30分頃、宇和島市に住む70歳代女性方の固定電話に、市役所の健康保険課職員を名乗る男から、「平成25年から平成30年までの5年間、保険料の過払金がありましたので、3万5,400円の還付金があります。以前、書類を送っていましたが確認されてますか。本来、申込期限は4月末まででしたが、ご希望でしたら今からでも手続ができます。後ほど、金融機関の者から手続方法を連絡させます。」などと電話がありましたが、女性が市役所に電話で確認したことで、被害には遭っていません。



【被害に遭わないためのポイント】

〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。

〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。

〇国際電話番号による特殊詐欺の予兆電話が急増しています。「+」や「010」などから始まる番号は、国際電話番号であり、このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。

〇電話でお金の話になれば、電話を切り、家族、知人、警察に相談しましょう。



※特殊詐欺被害アラート発令中!【5/13(月)?5/20(月)】

※特殊詐欺の予兆電話は県内各地に架かるおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。
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