令和6年5月9日に松山南署管内で、還付金詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年5月8日、東温市居住の60歳代女性方の固定電話に、市役所職員を名乗る男から、「保険料の還付金が3万5,000円あります。」「書類を10月に送っています。返信がない方に電話しています。」「手続を行うため、銀行の人に代わります。」などと電話があった。
その後すぐ、金融機関職員を名乗る別の男から、「還付金は国のお金であり、手数料はかかりますが、それを無くす手続をします。」「近くの銀行まで、どれくらいで行けますか。」「銀行に着いたころに電話をします。」などと言われ、女性はこれを信用し、東温市内の商業施設に設置のATMまで赴いた。
その際、女性の携帯電話に金融機関職員を名乗る男から電話があり、同人の指示どおりATMを操作したところ、「うまくできていませんから、もう一度やってください。」などと言われ、2回にわたり、相手方が指定した口座に、現金合計約100万円が振り込まれることとなり、だまし取られたもの。
【被害に遭わないためのポイント!】
〇「ATMで払戻金が受け取れる」は詐欺です。
公的機関や自治体、また金融機関の職員が、電話でATMの操作を依頼することは、絶対にありません。
〇携帯電話を使用しながらATMを操作している方を見かけたら、すぐに操作を中止するよう、勇気ある声掛けをお願いします。
※特殊詐欺被害アラート発令中
【5月2日(木)?5月9日(木)】
※ 還付金詐欺の被害は県内全域で発生する可能性が高いことから、発生地以外の市町の方にも配信させていただきます。