令和6年5月7日に新居浜署管内で、架空料金請求詐欺(サポート詐欺)等の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年5月2日、新居浜市に住む70歳代男性が自宅のパソコンでインターネットサイトを閲覧中、突然操作ができなくなり、警告画面が表示されたことから、同画面の連絡先に電話をかけたところ、ソフトウェア開発会社を名乗る片言の日本語を話す男から、「トロイの木馬に感染している。」「指示どおりにすれば復旧できる。」などと言われ、同男の指示に従いパソコンを操作したところ、パソコンが遠隔操作される状態となった。
その後、同男らから、「口座のお金が危ない。」「セキュリティをかけるため口座からお金を移動させる。」などと言われ、これを信用した男性は、同男らの指示に従い、インターネットバンキング口座のIDや暗証番号をパソコンに入力したところ、同口座から他人名義の複数口座に合計約890万円が送金され、だまし取られた。
さらに、同男らから、「パソコンを修理するにはセキュリティ契約が必要です。」「電子マネーをコンビニで買ってきてください。」などと言われ、男性は、同日、2回にわたり、新居浜市内のコンビニエンスストア2店舗において、合計60万円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を相手に伝え、だまし取られたもの。
【被害に遭わないためのポイント】
〇ネットバンキング機能の悪用による詐欺被害が発生しています。口座の暗証番号は、絶対に他人に教えてはいけません。
〇国際電話番号による特殊詐欺が急増しています。
「+1」や「010」などから始まる番号は、国際電話番号であり、このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。
〇「電子マネーを購入して、コード(番号)を教えて。」と言われたら、間違いなく詐欺です。すぐに電話を切って、家族や警察に相談しましょう。
〇「?(閉じる)」ボタンを押して警告画面が閉じなくても、焦らず、電源をOFFにし、家族や警察に相談しましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中
【5月2日(木)?5月9日(木)】
※サポート詐欺等の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。