2023年06月02日11時19分
前橋地方気象台発表
府県気象情報
【大雨に関する群馬県気象情報】
関東甲信地方では、2日夜から3日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。群馬県では、3日明け方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
[気象状況と予想]
大型の台風第2号は、2日9時には沖永良部島の東約120キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで東北東へ進んでいます。台風は、3日にかけて日本の南を北東に進み、日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。
また、前線が対馬海峡から西日本を通って、日本の東にのびています。この前線は3日昼頃にかけて本州付近に停滞し、3日夜には日本の東へ進む見込みです。前線に向かって台風からの暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。
このため、群馬県では雨が降っており、2日昼過ぎから夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。
[防災事項]
群馬県では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。3日明け方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。雨雲が現在の予想以上に発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
また、落雷や突風にも注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 40ミリ
北部 40ミリ
3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 20ミリ
北部 5ミリ
2日12時から3日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 120ミリ
北部 120ミリ
です。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「大雨に関する群馬県気象情報」は、2日17時頃に発表する予定です。
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