令和6年8月2日午後3時頃、青森県内居住のAさん(60歳代・女性)に、青森市役所保険課タグチと名乗る男性から「保険料の計算間違いがあり、過払いがあったことが分かったので、保険料の還付金があります。」などと言う電話があった。その後、金融機関職員ミウラと名乗る男性から「還付金を受け取る手続はATMで行います。ATMに着いたら電話をください。」などと言われたため、Aさんは自宅付近スーパーマーケット設置のATMで、ミウラと携帯電話で通話しながら、その指示に従いATMを操作した。
帰宅後、ATMの明細を確認したところ、他人名義の口座に現金199万8,802円を振り込みさせられていることが分かり、青森市役所に問い合わせたことで被害に気が付いたもの。
◆犯人は電話で、官公庁や金融機関職員を名乗り「払戻し、還付金がある」などと話し、携帯電話を持ってATMに行くよう求めてきますが、官公庁職員等が電話で還付金受け取り手続を指示することは絶対にありません。
◆ATMでお金が戻ってくることもありません。
◆「還付金」「携帯電話」「ATM」を言われたら詐欺。ATMへ行く前に、必ず家族や警察に相談するなどし、絶対に一人で対応しないでください。
青森警察署 017−723−0110