令和7年11月10日、宇和島署管内で架空料金請求詐欺(サポート詐欺)の被害を認知しました。
【被害の概要】
令和7年11月6日、宇和島市在住の70歳代男性が自宅のパソコンでインターネットを閲覧していたところ、パソコン画面に、「あなたのパソコンはウイルスに感染しました。」と表示されたため、同画面に表示された連絡先に電話をかけると、ソフトウェア開発会社社員を名乗る片言の日本語を話す男から、「ウイルスを除去するためのサポート料金4万円分の電子マネーをコンビニで買ってきてください。」と言われ、これを信用した男性は、同日、宇和島市内のコンビニエンスストアで4万円分の電子マネーを購入し、自宅のパソコン画面に表示された入力フォームにプリペイド番号を入力して相手方に伝えました。
さらに、相手方から、「カード番号が間違っている。」「今のカードを取り消すためにさらにカードが必要です。」「返金手数料として再度カードを購入してください。」などと指示を受けたことから、同日、2回にわたり、宇和島市内のコンビニエンスストアで、合計12万円分の電子マネーを購入し、同様の方法でプリペイド番号を相手に伝え、それぞれだまし取られました。
【被害防止対策】
〇特殊詐欺におけるインターネットバンキングの悪用被害が多発しているので、知らない人に暗証番号等を絶対に教えないようにしてください。
〇「電子マネーを購入して、コード(番号)を教えて。」と言われたら、間違いなく詐欺です。
すぐに電話を切って家族や警察に相談しましょう。
〇サポート詐欺の被害では、パソコンの遠隔操作をされることもあります。
まずはLANケーブルを抜いてネットワークを切断しましょう。
〇警告画面に記載された連絡先に電話をかけると、犯人につながるので電話をしてはいけません。
〇「?(閉じる)」ボタンを押して画面が閉じなくても焦らず、電源をOFFにし、家族や警察に相談しましょう。
※架空料金請求詐欺の被害は、県内全域で発生するおそれがあるため、県内全域に情報発信しています。
【被害】「ウイルスに感染しました」という詐欺に注意
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