4月は特別防疫月間です[宮崎県 04/01 10:11] 宮崎県 防災・防犯情報メールサービス

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 今月20日で、2010年(平成22年)の口蹄疫の発生から14年になります。

宮崎県では、口蹄疫が発生した4月を「特別防疫月間」と位置づけ、防疫体制の再確認を図る機会としています。

 今シーズン、国内の家きん飼養農場では、佐賀県、鹿児島県を含む9県10事例の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されています(令和6年3月13日現在)。県内の渡り鳥が北帰行し終わる5月上旬頃まで、県内の各地域において、本病ウイルスの拡散リスクは非常に高い状況にあると想定されます。
 また、豚熱については、昨年8月の佐賀県での発生を受け、同年9月から県内全域の飼養豚にワクチン接種を行っていますが、本州との豚の往来が増えることにより、ウイルスの侵入リスクが高まっています。

 さらに、海外では、口蹄疫がアジアの広い範囲で継続的に発生しており、国内へのウイルスの侵入リスクが極めて高い状況にあります。過去に本県で口蹄疫が発生した前にも韓国での発生が確認されていることから、より一層の警戒が必要です。
 アフリカ豚熱についても、昨年12月以降、韓国釜山広域市において野生いのししへの感染確認が続いています。当該地点は日本への航路があるフェリーのふ頭とも距離が近く、我が国へのウイルスの侵入リスクがこれまでにないほど高い状況にあります。

 皆様におかれましては、改めて常在危機の意識をご確認いただき、引き続き、『常時』からの『最大限の警戒』をお願いします。
 併せて、日頃から家畜の健康観察を必ず実施し、異常を認めた際は速やかに管轄の家畜保健衛生所に届け出てください。

 
 農家の皆様方におかれましては、飼養衛生管理基準を遵守し、不要な人の農場立入の制限、農場及び畜舎専用服・靴への交換、消毒の徹底(踏込消毒槽の適切な使用及び消毒薬の適宜交換など)、鶏舎の破損や防鳥ネットの破れなどの点検等、発生防止対策の取組の一層の強化をお願いします。
 また、口蹄疫の特定症状(泡状のよだれや水ぶくれなど)や豚熱の特定症状(紫斑、異常豚や流死産の増加、死亡豚の増加等)、不審な野生いのししの死体を発見した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。

 家畜伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
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