鹿児島県出水市で採取された環境試料について、鹿児島大学でウイルス分離検査を実施したところ、本日、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が検出されたとの報告がありました。(11月10日環境省情報)。
【概要】
採取日:令和5年11月6日(月)
採取場所:鹿児島県出水市
検体情報:環境試料(水鳥のねぐらにおける環境水)
検査結果:14検体中6検体で検出
本件は、九州で今シーズン初めて(国内では8例目)の、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの確認事例となります。
すでに県内の各地域において、マガモ等の飛来が確認されています。
これらの渡り鳥により、ウイルスがすでの県内へ持ち込まれていると想定されることから、今シーズンも『最大限の警戒』が必要です。
農家の皆様方におかれましては、今回の事例を受けて改めて農場内(家きん舎周囲及び衛生管理区域外縁部)への消石灰等の散布及び草刈りなどの環境整備、殺そ剤及び殺虫剤の散布等によるねずみ及び昆虫等の駆除をお願いします。加えて、飼養衛生管理基準を遵守するとともに、鶏舎の破損状況を確認・補修するなど、鶏舎内へウイルスを持ち込ませないよう、防疫対策の一層の強化・継続をお願いします。
また、飼養家きんで死亡羽数が増加するなどの特定症状を発見した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。
伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
登録手順
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