7月7日17時38分
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
硫黄山火口から概ね1kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
硫黄山では、GNSS連続観測で硫黄山近傍の基線において、2023年5月頃から硫黄山の山体浅部における膨張を示すと考えられるわずかな伸びがみられています。
そのなかで、本日(7日)16時50分に硫黄山付近で火山性微動が発生しました。火山性微動が発生したのは、2018年6月19日以来です。
硫黄山付近の浅いところを震源とする火山性地震は少ない状態で経過しています。
硫黄山の火山活動は高まった状態となっています。硫黄山の火口から概ね1kmの範囲では、大きな噴石に警戒してください。
硫黄山の火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
火山の状況に関する解説情報(詳細)
https://www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html
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