令和7年3月26日、今治署管内で、架空料金請求詐欺(サポート詐欺)の被害を認知しました。
【事案の概要】
令和7年3月20日、今治市在住の50歳代男性が自宅でパソコンを使用していたところ、「警告、ウイルスに感染しました。」などという警告画面が表示されたことから、男性が同画面に表示された連絡先に電話をかけたところ、片言の日本語を話す女から、「ウイルスに感染したみたいですね。主任に代わります。」と言われ、電話を代わった片言の日本語を話す男から、「ウイルスの解除料として、2年保証であれば2万5千円、3年保証であれば3万5千円、一生涯保証にすれば5万円が必要です。」などと言われました。
これを信用した男性は、同日、2回にわたり、今治市内のコンビニエンスストアにおいて、合計10万円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を前記パソコンに表示された画面に入力して相手に伝え、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇「電子マネーを購入して、コード(番号)を教えて」と言われたら、間違いなく詐欺です。
すぐに電話を切って、家族や警察に相談しましょう。
〇サポート詐欺の被害では、パソコンの遠隔操作をされることもあります。
まずはLANケーブルを抜いて、ネットワークを切断しましょう。
〇警告画面に表示された連絡先に電話すると、犯人につながるので電話をしてはいけません。
〇「?(閉じる)」ボタンを押して警告画面が閉じなくても、焦らず、電源をOFFにし、家族や警察に相談しましょう。
〇「+(プラス)」で始まる国際電話番号が特殊詐欺に使われています。
このような番号に心当たりのない方は電話に出ない、かけ直さないようにしてください。
※ サポート詐欺の被害は、県内全域で発生する可能性があるため、発生地以外の市町の方にも情報発信しています。
【被害】「パソコンがウイルスに感染」「解除料を電子マネーで支払って」は詐欺です
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