令和7年3月25日、県内において警察官をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。
【予兆電話の内容等】
令和7年3月25日午後0時30分頃、松山市(松山東署管内)在住の40歳代女性の携帯電話に、山口県警の男を名乗る男から、「あなたの口座が詐欺に遭っています。あなたがこの口座を作ったことで、事件に絡んでいると思われますので、山口県警まで来てください。こちらに来られないのなら、令状を持っていきます。」などと電話がありましたが、女性が地元の警察署に相談すると言ったところ電話が切れたため、被害には遭っていません。
※この予兆電話は、その後、「出頭できないなら、ビデオ通話で取調べをする。」などと言われ、相手からSNSのアカウント交換を指示された上、ビデオ通話で逮捕状などと記載された用紙を見せられた後、「犯罪に関与していないことを証明するために、資金調査をする。」「あなた名義の口座はすべて凍結されるので、こちらが用意する口座に預金全額を移動させて。」など様々な理由で金銭を要求されるオレオレ詐欺に発展します。
【偽装された電話番号に注意を】
全国で、着信画面に正規の警察施設の電話番号を表示させ、警察官をかたって金銭をだまし取ろうとする予兆電話を多数認知しています。
詐欺犯人は、警察からの電話だと信用させるため、何らかの方法で正規の警察施設の電話番号を偽装表示させて、電話をかけてきています。
末尾が「0110」の電話番号や、正規の警察施設の電話番号から警察官をかたる電話があった場合でも、相手に所属、担当部署、氏名、内線番号を確認し、電話を切り、折り返し確認するようにしてください。
【被害に遭わないためのポイント】
〇 「+」から始まる番号は、国際電話番号です。
国際電話番号による特殊詐欺が多発しています。このような表示の電話には出ない、かけ直さないようご注意ください。
〇 警察官が調査名目や口座凍結回避名目等で現金の振込み等を要求することはありません。
〇 電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。
〇 電話の相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。
音声を確認して、詐欺の手口を知ってください。
→ 【愛媛県警察公式YouTube 富山県警・警視庁の警察官を名乗るオレオレ詐欺の詐欺電話 実際の会話】
https://www.youtube.com/watch?v=2w6jA2h9GnU&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=10
※特殊詐欺被害アラート発令中【3月24日(月)?3月31(月)】
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
【予兆・携帯電話対象】警察をかたる詐欺電話に注意!
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