令和７年２月１２日、宇和島署管内において、被害総額約５７０万円のＳＮＳ型ロマンス詐欺事件の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和６年１２月２１日、宇和島市在住の６０歳代男性は、日本人女性名を名乗る自称外国為替アナリストとＳＮＳでやり取りを重ねるうちに、同女に好意を抱くようになったところ、同女から、「外国為替投資でお金を稼いでいる。」「私の外貨取引口座残高は２８万ドル、約４，３００万円です。」「一緒に取引してお金を稼ぎましょう。良い相場があれば教えます。」などと外国為替投資を誘われたため、これを信じた男性は、証券投資取引サイトに登録しました。
そして、令和７年１月１４日、同女の指示に従い、同サイトのオンラインサポートから指定された口座に、インターネットバンキングで２０万円を振り込んだところ、同日中に利益が出たことをサイト上で確認し、実際に男性の口座に数万円が振り込まれたことから、ますます同女のことを信用するようになりました。
さらに、男性は、同女から、「元本が多ければ多いほど利益が増える。」「元本の追加をお勧めします。」などと言われたことから、同女の指示に従い、同月２０日から２５日までの間、５回にわたり、合計５５０万円をインターネットバンキングで指定された口座に振り込み、それぞれだまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇 「必ずもうかる。」「あなただけにご紹介」などのあたかも利益が出るような口ぶりで投資を持ち掛けられたら詐欺を疑いましょう。
〇 ＳＮＳを通じて知り合っただけの一度も会ったこともない人からお金の話が出たら、詐欺を疑ってください。
〇 個人名義の口座にお金を振り込ませようとしたり、振込先がすぐに変わる場合は詐欺を疑ってください。
※ＳＮＳ型投資・ロマンス詐欺の被害は、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。
【被害】ＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害を認知しました
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