大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報
令和6年09月02日 16時46分横浜地方気象台発表
神奈川県では、4日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
神奈川県では、これまでの記録的な大雨により、地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
前線が、日本海から北日本を通って千島の東へのびており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、神奈川県では、大気の状態が非常に不安定となっています。
前線は、3日にかけて南下し、4日にかけて関東の東から日本の東に停滞するため、神奈川県では、引き続き3日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。湿った空気の流れ込みは4日にかけても続き、大雨となるおそれがあります。
[雨の予想]
神奈川県では、3日昼前から夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 20ミリ
西部 20ミリ
3日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 30ミリ
西部 30ミリ
2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 80ミリ
西部 80ミリ
その後、3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 100ミリ
西部 100ミリ
[防災事項]
神奈川県では、4日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は、3日6時頃に発表する予定です。
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