大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報
令和6年09月01日 06時02分横浜地方気象台発表
神奈川県では、1日夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象概況]
神奈川県では、台風第10号周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨の降っている所があります。1日夜遅くにかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
これまでの記録的な大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
[雨の実況]
降り始め(8月29日06時)から9月1日05時までの降水量(アメダスによる速報値)
小田原 522.0ミリ
海老名 438.0ミリ
山北町丹沢湖 427.5ミリ
箱根 427.5ミリ
相模原市中央 414.5ミリ
平塚 387.5ミリ
相模原市相模湖 333.5ミリ
藤沢市辻堂 226.0ミリ
横浜市中区山手町 164.5ミリ
横浜市港北区日吉 136.5ミリ
三浦 90.5ミリ
[雨の予想]
神奈川県では、1日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
東部 30ミリ
西部 40ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東部 60ミリ
西部 80ミリ
[防災事項]
神奈川県では、1日夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。2日明け方までは土砂災害に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は、1日17時頃に発表する予定です。
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