発達する熱帯地気圧に関する神奈川県気象情報
令和5年09月05日 17時19分横浜地方気象台発表
日本の南の熱帯低気圧は、発達しながら北上して、今後２４時間以内に台風となり、７日から８日にかけて関東甲信地方に接近するおそれがあります。このため、神奈川県では、６日から７日にかけて、大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
［気象状況と予想］
５日１５時の観測によると、熱帯低気圧が日本の南にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は１００２ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は１５メートル、最大瞬間風速は２３メートルとなっています。
熱帯低気圧は日本の南を発達しながら北東に進み、今後２４時間以内に台風となり、７日から８日にかけて関東甲信地方に接近するおそれがあります。また、台風の接近に先立って、６日から７日にかけては日本海から東日本付近に南下する前線の活動が活発となる見込みです。
［防災事項］
＜大雨・雷・突風＞
神奈川県では、６日から７日は、前線や台風周辺の暖かく湿った空気の影響で大雨となるおそれがあります。７日は、前線の活動や台風の進路によっては警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
［量的予想］
＜雨の予想＞
６日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 ２０ミリ
西部 ２５ミリ
５日１８時から６日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 ２０ミリ
西部 ３０ミリ
その後、６日１８時から７日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 ５０から１００ミリ
西部 ５０から１００ミリ
の見込みです。
［補足事項］
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル（危険度分布）をご確認ください。
次の「発達する熱帯低気圧に関する神奈川県気象情報」は、６日７時頃に発表する予定です。
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