令和5年 台風第7号に関する神奈川県気象情報
令和5年08月12日 16時55分横浜地方気象台発表
神奈川県では、台風第7号の影響により、13日夜遅くから15日頃にかけて、うねりを伴った高波に警戒し、14日から15日頃は、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒してください。
[台風の現況と予想]
非常に強い台風第7号は、12日15時には父島の北北西約220キロにあって、ゆっくりした速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は、日本の南を北西に進み、15日頃は東日本や西日本にかなり接近し、上陸するおそれがあります。神奈川県では、14日から15日頃にかけて荒れた天気となるおそれがあります。
[防災事項]
<高波>
台風第7号の影響により、神奈川県の海上では、13日からうねりを伴ったしけとなり、13日夜遅くから15日頃にかけて、うねりを伴い警報級の高波となる見込みです。うねりを伴った高波に警戒してください。
<大雨>
神奈川県では、14日から15日頃は大雨となる見込みです。台風の進路や発達の程度によっては警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒してください。
[量的予想]
<波の予想>
13日に予想される波の高さ
東京湾(横浜・川崎) 1.5メートル
東京湾(三浦半島) 3メートル うねりを伴う
相模湾 4メートル うねりを伴う
14日に予想される波の高さ
東京湾(横浜・川崎) 2メートル
東京湾(三浦半島) 4メートル うねりを伴う
相模湾 5メートル うねりを伴う
の見込みです。
<雨の予想>
13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 およそ50ミリ
西部 50から100ミリ
その後、14日18時から15日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 50から100ミリ
西部 100から200ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「令和5年 台風第7号に関する神奈川県気象情報」は、バーチャート形式を掲載した図形式の気象情報を、12日18時頃に発表する予定です。
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