大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報
令和5年06月15日 16時57分横浜地方気象台発表
東部では、16日昼前から昼過ぎにかけて激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。神奈川県では、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
前線が沖縄の南から伊豆諸島付近をとおり日本の東へのびています。東海道沖には前線上の低気圧があって、東北東へ進んでいます。この低気圧は、伊豆諸島付近を通って16日朝には日本の東に進む見込みです。
また、16日にかけて、東日本の上空約5500メートルには氷点下15度以下の寒気が流れ込む見込みです。このため、神奈川県では、16日朝から夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
<大雨・雷・突風>
神奈川県では、16日昼前から昼過ぎにかけて、短い時間に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。東部では低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
また、神奈川県では、低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 30ミリ
西部 40ミリ
15日18時から16日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 50ミリ
西部 60ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
次の「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は、16日7時頃に発表する予定です。
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