令和７年３月１５日、青森県内居住のＡさん（６０歳代・女性）の携帯電話に「＋」から始まる電話番号から着信があり、日本年金機構「イシダ」を名乗る男から「保険料の過払い金があるので返還します。土曜日で銀行窓口が営業していないので、ＡＴＭで手続きを行います。銀行の担当者から連絡させます。」等と言われた。再度、「＋」から始まる電話番号から着信があり、金融機関の「イシダ」を名乗る男から「電話をつなげたままＡＴＭに向かってください。」と言われ、Ａさんは近所のＡＴＭに向かい、指示を受けながらＡＴＭを操作した。
その後、Ａさんが還付金受取を待っていたところ、新聞に同様の手口で詐欺被害に遭った人の記事を見つけ、不審に思い、通帳を確認したところ、他人名義の口座に現金３５万８，６５０円が振り込まれていることが分かり、詐欺被害に気が付いたもの。【被害額現金合計３５万８，６５０円】
◆「還付金」「携帯電話」「ＡＴＭ」のワードが出たら詐欺。
◆官公庁や金融機関の職員が、電話で還付金の受取手続を指示することは絶対にありません。
◆還付金手続きのため通帳やキャッシュカード、携帯電話を持ってＡＴＭに行くように求めてくるのは詐欺。
◆このような電話があったら、ＡＴＭへ行く前に必ず警察、知人、家族に相談してください。
青森警察署 ０１７−７２３−０１１０
青森警察署で特殊詐欺を認知
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