本年7月17日、青森県内居住のAさん(50歳代・男性)に警視庁の「ヤマダ」を名乗る男性から「詐欺グループの主犯格を捕まえた。主犯格の自宅からあなた名義の銀行のキャッシュカードが見つかった。マネーロンダリングに使われていて、あなたは容疑者になっているので協力してほしい。青森警察署に来てもらうか、このまま電話でも対応することができる。」など言われ、Aさんは電話で済ませたいと返答した。すると、「ヤマダ」から指示されアイコンが青森県警マスコットキャラクターのLINEIDを登録し、ビデオ通話で青森県警の青木祐二の警察手帳を提示する者や検事を名乗る男性とやり取りしたところ「あなたの資産を調査する。指示した口座に振り込みしてください。調査には8時間くらいかかる。調査が終わったら返金する。」などと言われ、ATMで合計112万円の送金手続をした。
しかし、今日になってもお金が返金されないため不安になり、知り合いに相談したところ詐欺被害に気が付いたもの。
◆警察官を騙り、犯罪の共犯者の可能性があるなどと申し向け金銭をだまし取るのは詐欺。
◆警察官が、現金の振り込みを指示することや金銭を要求することはありません。お金の話は絶対に一人で対応せず、家族や警察等に相談してください。
青森警察署 017−723−0110