弘前警察署で投資名目による特殊詐欺を認知[青森県 10/03 11:25] 青い森のセーフティネット

　本年８月中旬ころ、青森県内に居住するＡさん（６０歳代、男性）は、ＳＮＳに表示された投資取引に関する広告からサイトにアクセスし、投資に関するライングループに登録した。
　ライングループ内でＡさんは、「武田」や「上野」を名乗る者からＦＸ取引を勧められ、指示どおりに投資すれば確実に利益が出ると思い、指定されたアプリをインストールした後、本年８月２５日から９月２２日までの間、４回にわたり、合計１４０万円を上野らに指定された個人名義口座に投資金として振り込みをした。
　投資金は、いずれもアプリ上では順調に利益が出ており、利益の一部については出金できたが、同月２９日、Ａさんは、残っている利益の一部について出金しようと前記上野に連絡したところ「保有する残金の半分の保証金を支払わなければいけない」「支払わなければ取引口座を凍結する」などと出金手続に関する支払要求等されたことから、不審に感じて警察に相談したことで被害に気づいたもの。
●　投資のもうけ話を持ちかけ、金取引、暗号資産、ＦＸ投資などの運用資金名目でお金をだまし取る詐欺事件が発生しています
●　投資話などを勧められた場合は、必ず家族や警察に相談し、絶対に一人で対応しないでください