「通電火災」とは、地震や台風等の自然災害の発生に伴い長時間停電し、その後、電力が復旧、通電した際に発生する火災のことです。
今年は、日本各地で大雨による被害が多数発生しております。当地域においても大雨等の自然災害による長時間停電が心配されることから、次の事項に注意しましょう。
1 停電中は電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜いてください。
2 停電中に自宅等を離れる際はブレーカーを落としてください。
3 再通電時には、漏水等により電気機器等が破損していないか、配線やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないかなど、十分に安全を確認してから電気機器を使用してください。
4 建物や電気機器に外見上の損傷がなくとも、壁内配線の損傷や電気機器内部の故障により、再通電から長時間経過した後、火災に至る場合があるため、煙の発生等の異常を発見した際は直ちにブレーカーを落とし、消防署に連絡してください。
●住宅用火災警報器の設置について
火災の逃げ遅れを防ぐため、住宅用火災警報器を設置しましょう。設置済みの場合は、定期的に作動確認をしましょう。
また、設置から10年以上経過している場合には、電池切れなどにより正常に作動しないことがありますので、10年を目安に新しいものに交換しましょう。
住宅用火災警報器の詳細については、八戸広域消防本部のホームページでご確認ください。
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/section/koiki/shobo/yobo/keihou.html
八戸広域消防本部 予防課 0178-44-2133
[ホームページ]
http://anshin.city.hachinohe.aomori.jp/anshinPub/select.html