2023年11月22日 16時16分
札幌管区気象台発表
日本海側では２４日から２５日頃にかけて、雪を伴った風が非常に強く、大荒れの天気となるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒し、太平洋側西部も含めて高波に十分注意してください。
＜気象概況＞
北海道付近は、２３日は寒冷前線が通過するため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。その後、２４日から２５日頃にかけて、上空約５０００メートルに氷点下３６度以下の真冬並みの寒気が入り、強い冬型の気圧配置となる見込みです。
＜防災事項＞
日本海側では、２４日から２５日頃にかけて、西または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は太平洋側西部を含めてしけるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒し、２５日は高波に十分注意してください。低気圧の発達の程度によっては暴風雪の地域の拡大や、大しけとなるおそれがあります。また、日本海側では２４日から２５日頃にかけて、大雪となる所がある見込みです。大雪による交通障害や湿り雪による電線着雪に注意してください。
日本海側を中心に、２３日昼前から夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨のおそれがあります。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。
＜風の予想＞
２４日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 西または北西の風
日本海側陸上 ２０から２４メートル（３０から４０メートル）
日本海側海上 ２０から２４メートル（２５から３５メートル）
太平洋側陸上 １５から１９メートル（２５から３５メートル）
太平洋側海上 ２０から２４メートル（２５から３５メートル）
その後、２５日にかけて雪を伴い非常に強い風が続く見込みです。
＜波の予想＞
２４日に予想される波の高さ
日本海側 ５メートル
太平洋側 ５メートル
その後、２５日にかけてしける見込みです。
＜雪の予想＞
２３日１８時から２４日１８時までに予想される２４時間降雪量は、多い所で
日本海側 ２０から４０センチ
その後、２４日１８時から２５日１８時までに予想される２４時間降雪量は、多い所で
日本海側 ３０から５０センチ
今後発表する防災気象情報などに留意願います。
次の北海道地方気象情報は、２３日５時頃に発表する予定です。
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