2023年11月16日 16時08分
札幌管区気象台発表
日本海側と太平洋側西部では、１７日朝から１８日未明まで暴風に警戒してください。北海道地方では、１７日から１９日頃にかけて、強風や高波、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
＜気象概況＞
北海道付近は、１７日から１８日にかけて、前線を伴う低気圧が発達しながら通過するでしょう。その後１９日頃にかけて、西高東低の気圧配置が強まる見込みです。
＜防災事項＞
北海道地方では、１７日から１８日未明にかけて東または南東の風が非常に強いでしょう。日本海側と太平洋側西部では暴風に警戒してください。その後西の風に変わり、１９日にかけて海上を中心に非常に強く、海はしける見込みです。太平洋側東部も含めて強風や高波に十分注意してください。また、日本海側と太平洋側では、１７日から１８日にかけて雷を伴い断続的に激しい雨が降り大雨となるでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水にも十分注意してください。
低気圧の発達の程度や進路によっては、暴風となる地域の拡大や警戒期間の延長、海は大しけとなり、警報級の大雨となるおそれがあります。
＜風の予想＞
１７日に予想される最大風速（最大瞬間風速）東または南東の風
日本海側陸上 ２０メートル（３５メートル）
日本海側海上 ２３メートル（３５メートル）
太平洋側陸上 ２０メートル（３５メートル）
太平洋側海上 ２３メートル（３５メートル）
オホーツク海側陸上 １５メートル（３０メートル）
オホーツク海側海上 ２０メートル（３０メートル）
１８日に予想される最大風速（最大瞬間風速）東のち西の風
北海道地方陸上 ２０から２４メートル（３０から４０メートル）
北海道地方海上 ２０から２４メートル（２５から３５メートル）
その後、１９日頃にかけて海上で非常に強い見込みです。
＜波の予想＞
１７日に予想される波の高さ
日本海側 ４メートル
太平洋側 ５メートル
オホーツク海側 ４メートル
１８日に予想される波の高さ
日本海側 ５メートル
太平洋側 ５メートル
オホーツク海側 ４メートル
その後、１９日頃にかけて、日本海側と太平洋側でしける見込みです。
＜雨の予想＞
１７日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
日本海側 ３０ミリ
太平洋側 ４０ミリ
１６日１８時から１７日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
日本海側 １００ミリ
太平洋側 １２０ミリ
その後、１７日１８時から１８日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
日本海側 ５０から１００ミリ
太平洋側 ５０から１００ミリ
オホーツク海側 ５０から１００ミリ
この情報は「強風と高波及び大雨に関する北海道地方気象情報 第２号」を引き継ぐものです。
今後発表する防災気象情報などに留意願います。
次の北海道地方気象情報は、１７日５時頃に発表する予定です。
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