2023年01月20日 16時17分
札幌管区気象台発表
日本海側南部と太平洋側西部では、20日夜遅くから21日明け方にかけて、西または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。また、大雪による交通障害や着雪に十分注意してください。
<気象概況>
北海道付近は、20日夜は日本海から低気圧が急速に発達しながら近づき、21日にかけて通過するでしょう。低気圧通過後は冬型の気圧配置が強まる見込みです。
<防災事項>
日本海側南部と太平洋側西部では、低気圧の通過後、雪を伴って急激に風が強まる見込みです。20日夜遅くから21日明け方にかけて、西または北西の風が雪を伴い非常に強く、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。
低気圧の発達の程度や進路、冬型の気圧配置の強まりの程度によっては、暴風雪や大しけとなる地域が拡大するおそれがあります。
また、20日夜から21日にかけて、日本海側を中心に断続的に雪の降り方が強まり大雪となる見込みです。大雪による交通障害やなだれ、低気圧の通過時の湿り雪による電線や樹木への着雪にも十分注意してください。
日本海側南部と太平洋側西部では、21日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となるため、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがあります。農作物の管理や屋外の活動などに注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。
<風の予想>
20日から21日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速) 西または北西の風
日本海側北部陸上 15メートル(30メートル)
日本海側北部海上 15メートル(25メートル)
日本海側南部陸上 23メートル(35メートル)
日本海側南部海上 25メートル(35メートル)
太平洋側西部陸上 20メートル(35メートル)
太平洋側西部海上 25メートル(35メートル)
太平洋側東部陸上 12メートル(25メートル)
太平洋側東部海上 15メートル(25メートル)
オホーツク海側陸上 12メートル(25メートル)
オホーツク海側海上 15メートル(25メートル)
<波の予想>
20日から21日にかけて予想される波の高さ
日本海側北部 3メートル
日本海側南部 6メートル
太平洋側西部 6メートル
太平洋側東部 3メートル
オホーツク海側 3メートル
<雪の予想>
20日18時から21日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
日本海側北部 40センチ
日本海側南部 50センチ
太平洋側西部 40センチ
太平洋側東部 30センチ
オホーツク海側 20センチ
その後、21日18時から22日18時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、
日本海側 20から40センチ
今後発表する防災気象情報や竜巻注意情報に留意してください。
次の北海道地方気象情報は、21日5時頃に発表する予定です。
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