霧島山(新燃岳):火山の状況に関する解説[熊本県 11/02 16:00] 熊本市災害情報メール

11月2日16時0分
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があります。今後の情報に注意してください。

新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しており、火山活動はやや高まっています。火山性地震は、10月24日から本日(2日)15時までの10日間で245回(速報値)発生しています。
 
 昨日(1日)に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり100トン(前回10月10日、40トン)とやや少ない状態でした。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳では、噴煙等の状況に特段の変化は認められませんが、火山性地震が増加しており、今後火山活動がさらに高まる可能性があります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

火山の状況に関する解説情報(詳細)
https://www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html

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