1月4日16時0分
福岡管区気象台
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、昨年(2022年)12月28日から火山性微動の振幅がやや大きな状態で推移しています。今後、火山性微動の振幅がさらに大きくなるなど、火山活動が高まった場合は、噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)から噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があります。
阿蘇山では火山性微動の振幅がやや大きな状態で推移しています。昨日(3日)から本日(4日)にかけての中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅は、1.5から2.0マイクロメートル毎秒程度で変動し、不安定な状態が続いています。
本日実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり900トンと少ない状態でした。
火山性微動の振幅が、やや大きな状態で不安定となっています。今後の火山情報等に注意してください。
火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
火山の状況に関する解説情報(詳細)
https://www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html
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