【被害】ニセ警察詐欺の被害を認知しました[愛媛県 11/28 09:10] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和7年11月27日、宇和島署管内で、警察官等をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

 令和7年11月24日、宇和島市在住の40歳代女性の携帯電話に、四国中央警察署の警察官を名乗る甲男から電話があり、「詐欺グループの男を逮捕した。」「詐欺に使われたカードの中に、あなた名義のカードがあった。」「四国中央警察署まで来てください。」「この後本庁から電話が架かってくるので出てください。」などと言われました。

 その後、本庁の警察官を名乗る乙男から電話があり、SNSに誘導され、ビデオ通話機能を使って警察官の制服のような姿の乙男から警察手帳のようなものを見せられ、「あなたが詐欺グループの一人で、詐欺に積極的に加担しているのは明らかだ。」「あなたには逮捕状も出ている。」などと言われ、女性の名前等が記載された逮捕状と記載された書類の画像が送信されたことから、乙男を警察官だと信用しました。

 さらに、乙男から、「口座間でやりとりしていれば、その番号でお金の流れが分かります。」「お金の流れを見るので、指定する口座にお金を振り込んでください。」と言われ、これを信用した女性は、乙男の指示に従い、同日、2回にわたり、宇和島市内の商業施設に設置されたATMで指定された口座に合計150万円を振り込み、だまし取られました。

【だまされないための対策】

○ ニセ警察詐欺による被害が急増しています。「逮捕を免れるためには全財産を調べる必要がある。」などと資金調査を名目とし、被害者の全財産をだまし取ろうとするため、一件当たりの被害額が急増しています。

○ 犯人側が、「守秘義務が課せられている。」などと被害者を脅し、周囲に相談できない状況を作って孤立させ、被害に気付きにくい状況を作り出します。

○ 電話で警察官等を名乗っていても、お金の話になれば詐欺を疑い、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなど対応をお願いします。

※特殊詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。


【被害】ニセ警察詐欺の被害を認知しました!
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