【被害】預貯金詐欺の被害を認知しました[愛媛県 10/27 15:00] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和7年10月26日、今治署管内で、キャッシュカードをだまし取られる、預貯金詐欺の被害を認知しました。

【事案の概要】

 令和7年10月15日頃、今治市に住む80歳代女性方の固定電話に、警視庁の警察官を名乗る甲男から、「あなた名義の携帯電話が詐欺グループに使われています。」「あなたの口座から携帯電話で、お金が引き出されています。」「これは極秘捜査で、我々は警察の特別な部署の者なので、誰にもこの話をしないでください。」などと電話があり、その後、SNSで甲男や検察官を名乗る乙女と連絡を取り合うようになり、SNSで甲男の警察手帳のようなものの写真や、乙女の身分証の写真を送信されるなどしました。

 その後、毎日甲男から電話がかかるようになり、同月21日頃、甲男から、「資金調査をするためにキャッシュカードを取りに行きます。」「封筒を準備してその中にキャッシュカードを入れてください。」「暗証番号を教えてください。」などと言われたことから、これを信用した女性は、甲男からの指示に従い、封筒にキャッシュカード6枚を入れ、自宅敷地内の指定された場所に置いたところ、何者かにこれを回収され、だまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

〇警察官を名乗り、「あなたに犯罪の嫌疑がかかっている」などと告げ、金銭をだまし取る手口の特殊詐欺が増加しています。

 警察官が職務上、SNSのアカウント交換やビデオ通話を求めることはありません。

 また、ビデオ通話を通じて警察手帳を呈示することもありません。

〇警察官が口座の暗証番号を聞くことはありません。

 電話で口座番号や暗証番号を聞き出してくる場合は詐欺を疑い、一旦電話を切って相手が名乗った機関や部署に対して確認の電話をするなどの対応をしてください。

〇電話で警察官等を名乗っていても、お金の話になれば詐欺を疑い、相手の所属や名前を確認する、一旦電話を切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしてください。

 

※預貯金詐欺の被害は、県内各地で発生する可能性があるため、県内全域に発信しています。


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