【被害】「ビデオ通話で警察手帳」はニセ警[愛媛県 10/17 11:36] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和7年10月16日、今治署管内で、被害額1,000万円の警察官や検察官をかたるオレオレ詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

 令和7年10月14日、今治市在住の70歳代女性の携帯電話機に、「+(プラス)」から始まる国際電話番号で、福井県警察の警察官を名乗る甲男から、「警察から電話があることに心当たりはありませんか。」「詐欺事件に心当たりがありませんか。」などと電話があり、SNSに誘導され、ビデオ通話で警察官の制服のような姿で警察手帳のようなものを示されたことから、甲男を本物の警察官だと信用しました。

 その後、甲男から、「詐欺事件の犯人があなたから直接口座を受け取ったと言っており、このままではあなたは逮捕されるかもしれない。」「無実を証明するためには、あなたの口座を確認する必要がある。」「調査するためのお金を検察庁に納める必要がある。」などと言われ、検察官を名乗る乙男が電話を代わり、振込額の上限を聞かれた上、甲男から、「調査が終われば返金される。」などと言われたことから、これを信用した女性は、翌15日、今治市内の金融機関に設置されたATMから、甲男に指定された口座に、2回に分けて合計1,000万円を振り込み、だまし取られました。

【注意点】

・警察や検察は、SNSやメッセージアプリで連絡することはありません。

・警察は、逮捕を免れることを理由に金銭の振込みを指示することはありません。

・警察は、「+(プラス)」で始まる国際電話番号で電話をすることはありません。

・特殊詐欺の犯人は、多くの警察施設で使われている末尾が「0110」の電話番号を使用したり、実際の警察署の電話番号を偽装使用したりするなど、手口が巧妙化・複雑化しています。

【だまされないための対策】

・警察官を名乗る者から連絡があった場合は、警察官の所属や名前を確認した上、一旦電話を切り、警察相談専用電話(♯9110)やご自身で調べた警察署等の電話番号に電話して相談してください。

※特殊詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。


【被害】「ビデオ通話で警察手帳」はニセ警察官です!
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