県内において、警察官をかたるオレオレ詐欺の被害が急増しています。
この詐欺の手口は、自宅の固定電話や携帯電話にかかってきた後、LINEなどのSNSに誘導し、その後、『供述調書』や『秘密保持誓約書』などと記載のある書類の画像を送り付けることで、本当に警察が捜査しているものと信じ込ませようとしてきます。
実際に県民の方にFAXで送られた書類の提供を受けたので、公開します。
【事案の概要】
令和7年3月28日、松山市在住の60歳代女性方の固定電話に、自動音声ガイダンスの電話があり、その指示どおりに番号を押すと、警察官をかたる者が電話に出て、「保険証が使えなくなる。」などと言われ、運転免許証番号などの個人情報を教えてしまいました。
その後、LINEを使ったやり取りに誘導され、取調べをするなどと言われ、女性の自宅固定電話に『供述調書』や『秘密保持誓約書』と書かれた書類がFAXで送られてきましたが、女性が詐欺だと気付いたことで、被害には遭っていません。
【被害に遭わないためのポイント】
〇警察官が、SNS(メッセージアプリ)を使用して、警察手帳、逮捕状などの捜査書類の画像を送信したり、ビデオ通話で警察手帳を示したりすることはありません。
〇身に覚えのない話は、最寄りの警察署において、対面で相談してください。
【特殊詐欺】警察官は逮捕状の画像をSNSで送信しません!
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