令和6年10月15日、伊予郡松前町において、総務省かたりの自動音声ガイダンスから始まるオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。
【予兆電話の内容等】
令和6年10月15日午前9時頃、伊予郡松前町在住の60歳代男性の携帯電話に、「+」から始まる国際電話番号から、「総務省です。携帯契約が止まります。オペレーターにつなぐ場合は1を押してください。」などという自動音声ガイダンスの電話があり、男性がガイダンスに従って1を押すと、通信事業者の職員を名乗る者に電話を代わり、「あなた名義の携帯電話から、他の人に大量の迷惑メールが送られている。大阪府警に電話をつなぐので、そのままの状態で110を押して。」などと言われ、男性が110を押すと、大阪府警の刑事を名乗る男につながり、「かけ直す。」と言われ、電話が切れました。
直後、再度国際電話番号から電話があり、男性が電話に出ると、刑事を名乗る男から、「LINE電話をしたい。私のアカウントを追加して。」と言われ、男性が相手のアカウントを友達登録すると、ビデオ通話で、警察官の制服のようなものを着た相手から、「本人確認のため、運転免許証を見せてほしい。」などと言われましたが、不審に思った男性が相手とのビデオ通話を切り、大阪府警に確認の電話をしたところ、詐欺の電話と分かり、被害には遭っていません。
【被害に遭わないためのポイント】
〇「+」や「010」等から始まる番号は、国際電話番号です。心当たりがなければ、このような表示の番号には出ない、かけ直さないようご注意ください。
〇警察官を装うオレオレ詐欺では、犯人がSNS(LINE等)で連絡を求め、警察手帳や逮捕状のようなものを見せつける事例が確認されていますが、警察官が、職務上SNS(LINE等)のアカウントの交換やビデオ通話を求めることはありません。
〇警察官や検察官が調査の名目で現金の振込みを要求することはありません。
〇電話で警察官や検察官を名乗っていても、お金の話になれば、詐欺を疑い、担当者の所属や名前を確認する、一旦切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するなどの対応をしましょう。
※愛媛県警察公式YouTubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。
音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。
→ 【愛媛県警察公式YouTube 詐欺電話】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
携帯電話へのオレオレ詐欺の電話に注意!
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