総務省職員などをかたる詐欺電話にご注意を[愛媛県 10/09 16:16] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年10月9日、大洲市、伊予市において、総務省職員かたりの電話から始まるオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。

【予兆電話の内容等】

1 令和6年10月9日午前10時30分頃、大洲市在住の70歳代男性方の固定電話に、総務省電波管理局職員をかたる男から「この電話はあと2時間で使えなくなります。あなたの携帯電話から迷惑メールが発信されています。被害届を出してもらわないといけないが、遠方なのでこのまま電話で被害届を出すことができる。」等と電話があり、その電話を新宿署の警察官をかたる男に代わりました。警察官をかたる男から「遠方なので、このまま電話で被害届を受け付けます。公文書番号を伝えます。あなたの名前で銀行口座を買われ犯罪に使われています。広域捜査ですので、地元の警察にも言わないでください。あなたには守秘義務があり、この話を漏らすとあなたも犯罪者になります。確認のため、住所、氏名、生年月日、家族構成を教えてください。」等と電話がありましたが、男性が電話の後、市役所と地元の警察に相談したことで、被害に遭っていません。

2 同日午前11時50分頃、伊予市在住の70歳代女性方の固定電話に、「総務省です。2時間で電話が止まります。詳細は1番を押してください。」等と自動音声ガイダンスの電話があり、女性がガイダンスに従い、1番を押すと、オペレーターをかたる男につながり、「間もなく電話が使えなくなります。」等と言われましたが、被害者が詐欺電話だと気付き、話の途中で電話を切ったことで、被害に遭っていません。

【被害に遭わないためのポイント】

〇突然、「電話が使えなくなる。」などと電話があっても焦らず、一旦電話を切りましょう。

〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。

〇防犯機能付き電話機の導入を検討し、犯人と直接話さないようにしましょう。

〇警察官をかたる犯人は、「この件は誰にも言ってはいけない。誰かに言うと犯罪になる。」等と言い、口止めをしてくることが確認されています。またテレビ電話にして警察手帳や逮捕状のようなものを見せてくる手口も確認されています。

〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。

※特殊詐欺被害アラート発令中!

 【10月7日(月)?10月14日(月)】

※愛媛県警察公式Youtubeチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。

 音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。

 → 【愛媛県警察公式Youtube 総務省を名乗る自動音声の詐欺電話】

  https://www.youtube.com/watch?v=c5aHFMBAMcE&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=5

※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。


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