令和６年９月１７日、新居浜市、西条市、今治市において、総務省職員をかたるオレオレ詐欺の予兆電話を３件認知しました。
【予兆電話事例】
１．令和６年９月１７日午前８時３０分頃、新居浜市在住の６０歳代男性の携帯電話に、総務省の職員をかたる男から「今年の８月５日にあなたの携帯電話からメールが大量に送られています。そこで携帯のサービスを全て停止させてもらいます。この件について被害の届け出をしますか。」等と電話があり、その後、警視庁の職員をかたる男からも電話があり、「携帯を落としたり、ＳＮＳ等であなたの番号が漏れていませんか。」等と言われましたが、男性が電話の後、新居浜署に相談したことで被害に遭っていません。
２．同日午前９時３０分頃、今治市在住の６０歳代女性方の固定電話に、「総務省です。２時間後に電話が使えなくなります。詳しく聞きたい方は１を押してください。」などと、自動音声ガイダンスの電話がありましたが、女性がすぐに電話を切ったことで被害に遭っていません。
３．同日午後２時１５分頃、西条市（西条西署管内）在住の６０歳代女性方の固定電話に、「総務省です。これから電話が止まります。詳しく聞きたい方は１番を押してください。」などと、自動音声ガイダンスの電話があり、女性が１番を押すと、男につながり、「あなたが色んな人に変なメールを送っている。」など言われましたが、女性が知らない旨を伝えて電話を切ったことで被害に遭っていません。
※「事例２．３」のような自動音声ガイダンスに従って１番を押すと、オペレーターをかたる犯人につながり、その後、個人情報保護委員会や警察・検察などの公的機関をかたる犯人と代わり、個人情報漏洩の保証金名目、捜査・調査名目、口座凍結回避名目など様々な理由でお金を要求されるオレオレ詐欺に発展する可能性があります。
【被害に遭わないためのポイント】
〇総務省をかたるオレオレ詐欺の予兆電話は、固定電話だけでなく、携帯電話にもかかってきています。
〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。
〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。
〇警察官や検察官が調査や口座凍結回避の名目で現金の振込みを要求することはありません。
〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
※特殊詐欺被害アラート発令中！
【９月１２日（木）?９月１９日（木）】
※愛媛県警察公式Ｙｏｕｔｕｂｅチャンネルで、愛媛県内に居住する方にかかってきた、実際の詐欺電話・音声を公開中です。
音声を確認して、詐欺の手口を知りましょう。
→ 【愛媛県警察公式Ｙｏｕｔｕｂｅ 総務省を名乗る自動音声の詐欺電話】
https://www.youtube.com/watch?v=c5aHFMBAMcE&list=PLYpadMja0OeG6agEMdbdA8VMa0W78_NdY&index=5
※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
総務省職員をかたる詐欺電話にご注意を
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