令和6年7月31日、四国中央警察署管内において、架空料金請求詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年7月30日、四国中央市在住の20歳代女性の携帯電話に、「+1」で始まる番号から自動音声ガイダンスの電話があり、その案内に従ったところ、電話に出たNTT社員を名乗る男から、「昨年、動画サイトに登録して以降の月額利用料金が未払いで、延滞料金と合わせて29万9,600円の支払いが必要です。」「動画サイトを見ていないのであれば、今回の請求の95パーセントは返金します。」「電話をつないだまま金融機関のATMに行ってください。」などと言われ、これを信用した女性は、同日、四国中央市内の金融機関設置のATMにおいて、現金30万円を指定された口座に振り込み、だまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
〇NTT及びNTTファイナンスの自動音声ガイダンスの詐欺電話が県内に多数かかってきています。ガイダンスの指示に従わないようにしてください。
〇国際電話番号による特殊詐欺が急増しています。
「+1」や「010」等から始まる番号は、国際電話番号であり、このような表示の電話はには出ない、かけ直さないようご注意ください。
〇通信事業者を名乗り、インターネットサイトやアプリの未納料金の支払いを求める電話やメールは「詐欺」です。身に覚えのない支払いを求める電話等が来た場合は、家族や警察に相談してください。
※架空料金請求詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。