令和6年7月26日に宇和島署管内で、SNS型ロマンス詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和6年6月25日頃、宇和島市在住の50歳代女性は、マッチングアプリを通じて会社員を名乗る男と知り合い、以後、携帯電話を使用してSNSのメッセージ機能でやりとりを重ね、同男に好意の感情を持つようになっていたところ、同男から、「私は、円とドルの為替レートの変動を観察している。」「今夜の収益は日本円に換算するといくらの収益になった。」「投資をお勧めします。」などと外国為替の投資を勧められました。
男のことを信用していた女性は、同男の指示に従い、投資サイトにアクセスの上、同年7月14日に市内のコンビニエンスストアから指定された金融機関口座に現金20万円を振り込むと、同日中に女性の金融機関口座に利益分を加えた金額の入金があったことから、投資話をますます信用しました。
その後も、同男の指示に従い、同月15日から18日までの間、市内のコンビニエンスストアや金融機関ATMから指定された金融機関口座に合計4回にわたって現金合計2,100万円を振り込み、それぞれだまし取られました。
【被害に遭わないためのポイント】
マッチングアプリを利用した投資名目のロマンス詐欺が増加しています。
〇マッチングアプリを通じて知り合った人物から、投資やお金の話を持ちかけられる。
〇直接会話することなく、SNS上のメッセージだけでやりとりする。
〇「必ず儲かる。いくらか資金を肩代わりしてあげる。」などと言われる。
〇最初は少額の利益が出ることもあるが、最終的には手数料や〇〇代等の名目で高額の振込み等を要求される。
〇個人名義の口座にお金を振り込ませようとする。
〇振込先口座を頻繁に替える。
などがあれば、要注意!
すぐに家族や知人、警察に相談を。
※SNS型投資・ロマンス詐欺の被害は、特殊詐欺被害と同じように、県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信しています。