「賞金や当選金が当たった。」という突然の[愛媛県 07/23 09:21] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

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令和6年7月22日、大洲署管内において、架空料金請求詐欺の被害を認知しました。

【被害の状況】

令和6年5月10日、大洲市在住の60歳代男性の携帯電話に、SNSを運営する会社の社員を名乗る人物から同SNSのメッセージ機能を介して、「新しいイノベーションである抽選プログラムを通じて、選ばれた勝者に60万ドルが授与されます。」などとメッセージが送られてきました。

その後、相手方とやり取りする中で、「賞金を受け取るには、配送料として1,000ドルが必要」「賞金を配送するチームが空港で支払う関税が必要」「銀行の手数料が必要」「遅延金が発生している」などと言われ、これらのお金を支払えば賞金が受け取れると信用した男性は、相手方の指示に従い、同年6月1日から同年7月12日までの間に、大洲市内の複数のコンビニエンスストアにおいて、複数回にわたり、合計278万円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を相手に伝え、だまし取られました。

さらに、同月15日にも、別のSNSを運営する会社の社員を名乗る人物から、「10億円が当選した。」などとメッセージが届き、相手方から同SNSメッセージ機能を介して、「登録手数料が必要」「ウイルス対策のお金が必要」「振込開始の手数料が必要」などと言われ、これも信用した男性は、翌16日から18日までの間に、大洲市内の複数のコンビニエンスストア等で、複数回にわたり、合計138万4,000円分の電子マネーを購入し、そのプリペイド番号を相手に伝え、だまし取られました。

【被害に遭わないためのポイント】

〇買っていない宝くじや当選金が当たったという連絡はサギです!

〇「支援金や高額当選金が受け取れる。」「電子マネーを買って番号を教えて。番号を入力して。」という言葉やメールはサギを疑いましょう。

〇メールに記載されたURLには安易に接続しないようにしましょう。

〇電話でお金の話になれば、一旦電話を切って、家族、知人、警察に相談しましょう。

※架空料金請求詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。

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