西条市において、固定電話への予兆電話を3件認知しました。
【予兆電話内容】
1件目、令和6年5月27日午前、西条市(西条西署管内)に住む70歳代女性方の固定電話に、市役所職員を名乗る男から、「今年の2月くらいに保険料の払戻しの連絡をしていたが、返事がないので連絡した。」などと電話がありましたが、女性が詐欺だと気付き、「これって詐欺ですよね。」と相手に言ったところ、相手が電話を切ったため被害には遭っていません。
2件目、同日午後0時頃、西条市(西条西署管内)に住む60歳代女性方の固定電話に、市役所職員を名乗る男から、「平成26年から平成30年までの間の累積保険料の返還がある。金額は月500円で、それが60か月分なので、3万円くらいになる。1月くらいに関係書類を送っていたのだが、本日まで手続がされていないので電話をした。期限が過ぎているが、今からでも銀行で受け取ることができる。」「最寄りの金融機関はどこか。」などと電話があり、女性が金融機関名を答えたところ、「それでは、金融機関で受け取れるように手続をする。担当者から連絡をさせる。」などと言われましたが、女性が警察に相談したことで被害には遭っていません。
3件目、同日午後2時45分頃、西条市(西条署管内)に住む女性方の固定電話に、女の声の音声ガイダンスで、「今から2時間以内に電話が止まります。オペレーターにつなぐには〇番を・・・。」などと電話がありましたが、女性が詐欺だと気付き、電話を切ったため被害には遭っていません。
【被害に遭わないためのポイント】
〇固定電話への予兆電話は、近接する地域に連続してかかる可能性があります。
〇固定電話は、在宅時でも常に留守番電話に設定しておくことで、詐欺電話や迷惑電話を防ぐことができます。
〇電話でお金の話になれば、電話を切り、家族、知人、警察に相談しましょう。
〇予兆電話を受けた際には、警察への情報提供をお願いします。
※特殊詐欺被害アラート発令中!
【5月23日(木)?5月30日(木)】
※特殊詐欺の予兆電話は県内各地に架かるおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。