官公庁職員を名乗るサギ電話に注意![愛媛県 06/13 16:58] 愛媛県警察 安全・安心メールマガジン

松山東署管内において、総務省職員や警察官を名乗り、ネットバンキングの開設を要求するオレオレ詐欺の予兆電話を認知しました。



【予兆電話内容】

 令和6年6月7日、松山市に住む80歳代女性方の固定電話に、総務省職員を名乗る男から、「あなた名義のスマートフォンが東京の携帯ショップで2024年3月に契約されている。」などと電話がありました。

 その後、同日、警視庁の警察官を名乗る者から、「あなた名義の銀行口座が偽造され、詐欺の犯罪に使われている。あなたが共犯になっているのではないか。犯人を逮捕して捜査したところ、あなた名義の偽造された銀行口座に1億7,000万円振り込まれている。」などと電話があり、「LINEを追加してほしい。」と言われました。さらに、LINEで、「何人で生活しているのか。通帳を何枚持っているか。貯金金額はいくらか。」などと聞かれました。

 同月12日、警視庁の警察官を名乗る者から、「犯罪に使っていないことを証明するため、ネットバンクを開設し、そこに預貯金全額移すように。」などと言われましたが、女性が知り合いに相談したことで被害には遭っていません。



【被害に遭わないためのポイント】

〇相手が誰を名乗っていても、電話で口座番号や暗証番号を教えてはいけません。

 これらを教えることで、犯人に不正にネットバンクを開設される可能性があります。

〇特殊詐欺犯人は、日々新しい手口を考えながらお金をだまし取ろうとしています。

 この情報をご家族、ご友人と共有していただき、家族の絆で特殊詐欺被害をなくしましょう。

〇相手が誰であっても、電話でお金の話になれば、一旦電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。



※特殊詐欺の予兆電話は、県内全域でかかる可能性があるため、全域に情報発信しています。
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