令和６年５月１日に宇和島署管内で、ＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和６年４月１日、宇和島市に住む６０歳代の男性は、マッチングアプリを通じて会計事務所職員を名乗る女と知り合い、以後、携帯電話を使用して、ＳＮＳのメッセージ機能でやりとりを重ね、同女に好意の感情を持つようになっていたところ、同女から、「資産管理の勉強をしている。」「ドルの貯蓄方法を学びたいですか。」などと投資を勧められ、その指示に従い投資アプリをダウンロードして登録した。
その後、同女や投資運営会社を称する者から、「最初の投資額は１，０００ドルがいいと思う。」「新規ユーザーボーナスがある。」などとメッセージがあり、同女のことを信用していた男性は、同運営会社を称する者の指示に従い、同月４日から１２日までの間、市内の金融機関から、指定された金融機関口座に、合計３回にわたり、現金合計約３９５万円を振り込んだ。
さらに、同月２４日、同運営会社を称する者から、「ペナルティがある。」「現在アカウントに入っているドルの３０パーセントを支払う必要がある。」「支払わないとアカウントを凍結する。」などとメッセージがあり、同月２５日から２７日までの間、合計４回にわたり、市内の金融機関やネットバンキングを利用し、指定された金融機関口座に、現金合計８５５万円を振り込み、だまし取られたもの。
【被害に遭わないためのポイント】
マッチングアプリを利用した投資目的のロマンス詐欺が増加しています。
〇 マッチングアプリを通じて知り合った人物と会ったこともないのに、投資やお金の話を持ちかけられる。
このような場合は、一度冷静になり、家族や友人、警察に相談してください。
※ＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。