令和６年４月２６日に松山東署管内で、ＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害を認知しました。
【被害の状況】
令和６年１月下旬、松山市に住む６０歳代の男性は、ＳＮＳを通じて日本人とのハーフと称する女性と知り合い、以後、相手とＳＮＳでやりとりを重ね、相手に恋愛感情を持つようになった。
その後、相手から、「おじがＦＸで投資をしていて儲けている。私も近々日本に帰るので、一緒にお金を稼ぎましょう。投資に必要なアプリを教えます。」などと投資を勧めるメッセージが届き、相手のことを信用していた男性は、相手に教えられた投資アプリをダウンロードし、３月６日から４月２４日にかけ、同アプリ内のマネージャーを名乗る人物の指示に従って、松山市内の銀行窓口やＡＴＭを利用し、同マネージャーから指定された複数の銀行口座に、１１回にわたり、現金合計約１，０００万円を振り込んだ。
さらに、翌４月２５日、相手の女性から、「おじが投資を辞める。」などとメッセージが届いたため、男性は、アプリ表示上の利益を含めた投資金全額を引き出そうとしたところ、アプリ内のマネージャーから、「引き出すには保証金５００万円が必要になる。」などとメッセージが届き、指定された銀行口座に５００万円を振り込み、だまし取られたもの。
【被害に遭わないためのポイント】
ＳＮＳを利用したロマンス詐欺が急増しています。
〇 恋愛感情や親近感を抱かせるために様々なメッセージを送ってくる。
〇 直接会っていないのに投資などの金銭の絡む話をしてくる。
〇 個人名義の口座にお金を振り込ませようとする。
〇 振込先口座を頻繁に変える。
などがあれば要注意！
すぐに警察に相談してください。
※ＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害は県内各地で発生するおそれがあるため、発生地以外の市町の方にも配信させていただいております。