暴風と高波及び大雪に関する山口県気象情報 第5号
令和 5年11月18日05時24分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県の沿岸の海域では18日夕方にかけて暴風に、瀬戸内側では18日夕方にかけて高波に警戒してください。また、東部及び中部の山地では18日昼前にかけて大雪に注意してください。
(本文)
日本海やサハリン付近には発達した低気圧があり、九州北部地方は気圧の傾きが大きくなっています。また、山口県の上空約5500メートルには氷点下24度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、山口県の沿岸の海域では、18日夕方にかけて西風が非常に強く吹き、瀬戸内側では、18日夜のはじめ頃にかけて波が高く、日本海側では、18日夜遅くにかけてしけるでしょう。
また、山口県では、18日昼前にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。
さらに、東部及び中部の山地では、18日昼前にかけて大雪となるおそれがあります。
<風の予想>
18日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
日本海側 20メートル(30メートル)
瀬戸内側 20メートル(30メートル)
陸上 15メートル(30メートル)
<波の予想>
18日に予想される波の高さ
日本海側 5メートル
瀬戸内側 3メートル
<雪の予想>
18日6時から19日6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で、
東部及び中部の山地(標高200メートルを超える地域) 15センチ
<防災事項>
暴風や高波に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
降雪や路面凍結による交通障害、雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、農作物や農業施設の管理に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。