大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第19号
令和5年7月11日06時02分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県では12日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
梅雨前線は対馬海峡付近に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。
山口県では、7日6時の降り始めからの降水量が7月の月平均降水量を超える300ミリに達しており、地盤が緩んでいる所があるため、強い雨が降った場合は土砂災害の発生するおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(7日6時)から11日5時までの降水量(アメダスによる速報値)
下関市竹崎 338.5ミリ
宇部 324.0ミリ
美祢市東厚保 299.5ミリ
下関市豊田 295.0ミリ
防府 288.5ミリ
<雨の予想>
11日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 30ミリ
中部 30ミリ
東部 30ミリ
北部 30ミリ
11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 60ミリ
中部 60ミリ
東部 60ミリ
北部 60ミリ
<防災事項>
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。