大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第17号
令和5年7月10日16時09分 下関地方気象台発表
(見出し)
山口県では10日夜遅くにかけて、土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。
(本文)
梅雨前線は対馬海峡に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
山口県では、降り始めからの降水量が7月の月平均降水量を超える300ミリに達し、土砂災害や洪水害の危険度が高まっている所があります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(7日6時)から10日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
下関市竹崎 338.5ミリ
宇部 323.5ミリ
美祢市東厚保 299.5ミリ
下関市豊田 295.0ミリ
防府 288.5ミリ
<雨の予想>
10日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 20ミリ
中部 20ミリ
東部 20ミリ
北部 20ミリ
10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 60ミリ
中部 60ミリ
東部 60ミリ
北部 60ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。