島根県東部で預貯金詐欺の被害が発生しました。
6月13日、被害者宅の固定電話に、警察官を名乗る男から
「麻薬の関係で逮捕した者が、あなた名義の携帯電話と口座を持っていた。」
「あなたも逮捕しないといけない。」
「この話は誰にもしないこと。これから毎日指定する番号へ電話するように。守れば逮捕まではしない。」
などと電話がありました。
更に、検察庁職員を名乗る男からも電話があり、電話のやりとりで、被害者は自身の口座の情報も伝えました。
その後も被害者は電話でのやりとりを繰り返し、6月20日に検察庁を名乗る男から
「通帳とキャッシュカードを郵便受けに入れてください。」
と指示され、被害者が封筒に入れた通帳とキャッシュカードをポストに入れ、家の中に戻ったところ、ポストの中から被害者が入れた封筒がなくなっており、通帳とキャッシュカードを騙し取られました。
〇他人に通帳やカードを預けたり、暗証番号を教えてはいけません。
〇封印するの印鑑を取ってきてなどと言い、キャッシュカードをすり替える手口もあります。
〇被害に遭わないために、迷惑電話撃退機能付電話機の設置や留守番電話機能を活用しましょう。