電力会社やその関係機関の調査員を装って点検を実施し、工事代金を請求する相談が増えています。
【事例】
・電気設備の調査員を名乗り、点検を実施するということで連絡を受けた。点検を実施してもらったところ、修理の必要があると言われ、高額な工事の勧誘を受けた。
・電気設備の調査員を名乗り、太陽光パネルには定期的な点検が義務付けられていると言われ、高額な作業料金を請求された。
電気設備に関する不審な電話勧誘や訪問販売には注意しましょう。怪しいと思われる際は、身分証の提示を求めたり、直接営業所に問い合わせたりするようにしましょう。
また、太陽光パネルの点検義務は出力が50kW以上の設備が対象です。通常のご家庭で利用されるような出力が50kW未満の太陽光パネルは点検の義務はありません。もし、点検を依頼する場合でも、突然の勧誘に慌てず、複数の事業者から見積もりを取ったり周囲に相談したりした上で、慎重に契約しましょう。契約を迫られても、その場で決めないでください。また、契約後でもクーリング・オフできる場合があります。
不安に思ったり、少しでもおかしいと感じたりしたら、消費者ホットライン188に相談してください。
参考(関西電気保安協会ホームページ)
https://www.ksdh.or.jp/service/check/uniform.html
https://www.ksdh.or.jp/service/security/solarpower_check.html
お問い合わせは、滋賀県消費生活センター:0749-23-0999まで