府県気象情報[神奈川県 06/08 06:59] ふじさわメールマガジン配信サービス

大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報

令和5年06月08日 06時57分横浜地方気象台発表

神奈川県では、9日未明から明け方にかけて雷を伴った激しい雨の降る所があり、大雨となる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

[気象状況と予想]
 前線が華中から東シナ海をとおり日本の東へのびています。前線上の東シナ海には低気圧があって東進しており、8日夜には四国付近へ達する見込みです。その後、前線上の低気圧は、西日本から東日本の太平洋側を東北東へ進み、9日は日本の東へ達するでしょう。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。
 このため、神奈川県では、9日未明から明け方にかけて雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。

[防災事項]
<大雨・雷・突風>
 神奈川県では、9日未明から昼前にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。雨雲が予想以上に発達したり、停滞した場合は警報級の大雨となる可能性があります。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 2日から3日にかけての大雨の影響で、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まりやすい地域があります。早めの防災活動を心がけてください。

[量的予想]
<雨の予想>
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 東部 30ミリ
 西部 40ミリ
8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 東部 100ミリ
 西部 120ミリ
その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 東部 およそ50ミリ
 西部 およそ50ミリ
の見込みです。

[補足事項]
 今後発表する防災気象情報に留意してください。
 また、土砂災害や浸水害及び洪水害の危険度に関しては「気象庁ホームページ」のキキクル(危険度分布)をご確認ください。
 この情報は「大雨に関する神奈川県気象情報」を引き継ぐものです。
 次の「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」は、8日17時頃に発表する予定です。



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