最近、関東圏では強盗被害が連続で発生しています。強盗犯人の手口として、警察や役所などを名乗り、だましの電話(いわゆるアポ電)をかけて、
「自宅にお金があるか」
「預金があるか」
「家族は在宅しているか。何時に帰るか」
などを聞き出し、強盗する家の狙いをつけるいわゆる下見行為をすることもあります。
このような電話があった場合は、お金や家族の話はせず、すぐに電話を切り、警察に通報してください。
自宅の防犯対策として、
〇帰省等で自宅を長期不在にする方もいらっしゃるかと思いますが、玄関や窓等、カギのかけ忘れがないか確認しましょう。
〇来訪者は、ドアスコープ・カメラ付きインターホンなどで身分や用件を確認しましょう。
〇ドアを開ける際は、ドアチェーンやドアガードを付けたまま対応しましょう。
〇自宅内に多額の現金を保管しないようにしましょう。
〇窓に防犯フィルムや補助錠を付けたり、防犯カメラ・センサーライトを設置するのも効果的です。
〇自宅周辺に不審な人物を見かけたら、ためらわず110番をしてください。
また、年末は詐欺電話が増加し、それに伴い被害の発生も増える傾向にあります。
特に今年は
〇大阪府警や山口県警等の警察官になりすまし、「あなた名義の携帯電話、口座が悪用されている」と申し立て、偽物の警察手帳、逮捕状を示して不安をあおり保釈金、捜査協力名目で現金を振り込ませるオレオレ詐欺
〇区役所等を騙り、還付金の申請期限が過ぎている、今日なら間に合うとATMを操作させ、実際は現金を振り込ませる還付金詐欺
〇息子や孫、親族になりすまし、鞄を忘れ大事な書類を紛失したと損害補填名目でお金を無心するオレオレ詐欺
の被害が20代30代の若い人を含め増加しています。
これらのいわゆる特殊詐欺の犯人は、電話を利用し言葉巧みに相手をだまします。
警視庁では特殊詐欺被害を防止する対策として「電話に出ない対策」を推進しています。
在宅中でも固定電話は留守番電話設定にし、相手の伝言を聞いて心当たりのない電話には出ないようにしましょう。
また携帯電話の場合も、各機種や電話会社の迷惑電話防止設定を活用して詐欺の被害にあわないよう注意しましょう。
今年も一年大変お世話になりました。
よいお年をお迎えください。
警視庁公式防犯アプリ「デジポリス」では、ご自宅や職場等を対象にマイエリアを設定すると犯罪発生情報や防犯情報を確認できます。
安全・安心のためにメールけいしちょうと共に「デジポリス」をお役立てください。
「デジポリス」をご家族・お知り合いの方々に是非勧めて、みんなで防犯の意識を高めましょう。
【問合せ先】野方警察署 03-3386-0110 (内線2162)
◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html
年末年始の防犯対策
メールけいしちょう
東京都 の防災・防犯(安全・安心) 情報
スマートフォン版 : 防災・防犯(安全・安心)
パソコン版 : 防災・防犯(安全・安心)