弘前警察署においてウイルス除去費用名目の[青森県 03/25 11:11] 青い森のセーフティネット

 令和6年3月22日、青森県内に居住するAさん(60歳代・女性)が、自宅においてパソコンを操作して仕事中、突然、警告音が鳴り出し、パソコン画面に
〇ウイルスに感染しています。
〇ここに電話をかけてください。
などのメッセージとともに電話番号が表示された。
 同日、Aさんは、この電話番号に電話をかけたところ
   マイクロソフト社の社員を名乗る片言の日本語を話す女性
が応対し、この女性から
〇ウイルスが入っているので修理が必要だ
〇10万円分の電子マネーを購入して、その番号をパソコンに入力してください
などと言われた。
 Aさんは、同日、青森県内のコンビニエンスストアで、10万円分の電子マネーを購入し、帰宅後、この電子マネーの番号について、パソコンに表示された入力フォームへ入力し、パソコンのWEBカメラを通じて相手に示した。
 その後、この女性から
〇コードが一つ足りない
〇このカードは使えないので、もう一度買ってきてください
などと言われ、再度、10万円分の電子マネーを購入するように指示されたので、前回同様に同じ店で10万円分の電子マネーを購入後、番号を伝えた。
 さらに、この女性から追加購入を求められたので、同店を訪れた際、対応した店員から声掛けされ、これまでの状況を伝えると詐欺であることを指摘され、詐欺の被害に気付いたもの。

●パソコンのウイルス感染に伴うパソコン修理名目等で、電子マネーの利用権をだまし取る手口の架空料金請求詐欺が多発しています。
●一度要求に応えると、様々な名目で手数料を要求されたり、ウイルスを早く除去しないと感染が広がるなどと焦らせるような話をしてきます。
●電子マネーを購入する前に、家族、知人、警察署、最寄りの交番等に相談するなどして、絶対に一人で対応しないでください。
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