2023年08月06日 16時19分
札幌管区気象台発表
日本海側では、氾濫の発生している河川があります。オホーツク海側北部も含め、7日明け方にかけて河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒してください。
<気象概況>
前線が北海道付近に停滞しており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、7日にかけて大気の状態が不安定でしょう。
8日も、暖かく湿った空気の影響で、引き続き大気の状態が不安定となる見込みです。
<防災事項>
北海道地方の雨のピークは越えましたが、日本海側では、これまでの大雨で氾濫している河川があります。また、日本海側やオホーツク海側北部を中心に、増水している河川や、地盤の緩んでいる所があります。
日本海側とオホーツク海側北部では、引き続き7日明け方にかけて、河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒してください。
8日には、暖かく湿った空気の影響で再びまとまった雨が降る見込みです。これまでの大雨により、土砂災害や洪水害の危険度が高まりやすい状態となっていますので、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
<雨の予想>
6日から7日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
日本海側北部 30ミリ
日本海側南部 30ミリ
6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
日本海側北部 100ミリ
日本海側南部 100ミリ
その後、7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
日本海側北部 50から100ミリ
日本海側南部 50から100ミリ
<雨の実況>
降り始め(3日3時)から6日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
上川・留萌地方
幌加内町朱鞠内 241.0ミリ
羽幌町南3条 214.5ミリ
名寄市西風連 206.0ミリ
網走・北見・紋別地方
滝上 194.0ミリ
西興部 184.0ミリ
北海道地方では、降り始めの3日から6日にかけての総降水量が8月の平年の一か月の降水量を超えている地点があります。
今後発表する防災気象情報などに留意願います。
次の北海道地方気象情報は、7日5時頃に発表する予定です。
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