NTTファイナンスをかたる手口で600万[北海道 06/06 16:02] ほくとくん防犯メール

 本年6月1日、釧路市内において、60代女性がNTTファイナンスをかたる自動音声ガイダンスからはじまる架空料金請求詐欺により、合計約600万円の被害に遭う事件が確認されました。
 今年の5月24日にも同様の手口で約2,000万円の詐欺被害が確認されており、被害が連続しています。
 今回の被害は、携帯電話にNTTファイナンスをかたる自動音声ガイダンスで「未納料金があるので●●を押してください」と電話があり、ガイダンスに従ったところNTTファイナンス職員をかたる男が応答し「携帯サイトの料金未払いがある」と言われるも「覚えがない」と回答したところ被害に遭わず終了したが、数日後、内閣セキュリティセンター職員をかたる者から「あなたのスマートフォンがウイルスの感染源になっていて、被害者がたくさん出ている」などと言われ、弁済名目で現金振込や電子マネーカードの購入を指示され、合計約600万円の被害に遭ったものです。
 このNTTファイナンスをかたる架空料金請求詐欺は、被疑者側からの最初の連絡手段として、今回のように自動音声ガイダンスの電話からはじまるもののほか、ショートメッセージで送られてくるものもあります。
 NTTファイナンスでは、ショートメッセージや自動音声ガイダンスで料金請求の通知は行っていません。
 突然の電話やメールでお金の話が出たら詐欺を疑って♯9110に相談してください。
 「振り込む前にまず相談」です。

発信:静内警察署


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